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 家につくと、そこには異常な光景が見られた。ヴァリエの家を除くと、そこは静まり返っていて、平和で、何も異常のない日常の世界だったのだが、なぜかヴァリエの家だけが炎に包まれていた。あまり火は燃え移っていないため、それほどまで大災害にはなっていないが、このまま放っておくと、すぐにでも火は燃え広がってしまうだろう。
ミリィ:「いけない、急ごう!」
沖田 総介:「あぁ!」
二人が中に入ろうとすると、中から、聞き覚えのある声が聞こえる。
明らかにヴァリエの声であった。

少女の声:「やめて! やめてよっ!!」
ミリィは周りを調べるとキッチンのコンロから火が出ている事が分かった。
ミリィ:「ガスコンロから火が回ってる、総介!!ヴァリエちゃんをお願い!!!」
沖田 総介:「任せとけ!」

 ミリィと別れた沖田は、急いでヴァリエを助けようと二階に駆け上がる。再び助けて、と声をした方向に向かい、今はその声のした部屋の扉の前にいる。
沖田はその扉を拳でぶち破って、中にいるヴァリエを助けようと中に侵入する。

ss (2014-04-09 at 07_59_38)

沖田 総介:「ヴァリエ!!」

マニラ=レイモンド:「ああン?」
マニラは、その左手でヴァリエの頭を鷲掴みにしていて、今にも殺そうとしている状況であった。
ヴァリエを締め付ける手は、更に強くなる。そのたびにヴァリエの顔は歪んだ。

沖田 総介:「・・・誰だ。その手を離せ・・・!!」
マニラ=レイモンド:「嫌なこったよォ。……あんた、グレイプニルの使い物かァ。 ッハハ、そんなグレイプニルの犬が、ゴチャゴチャ言う資格あると思ってンのか、アァ?!」
ヴァリエ:「やだ、痛い痛い、助けて!!」
マニラ=レイモンド:「あんたもうっせェんだよ!! 何も言わずに私についてくりゃいいものをさァ面倒かけさせやがってさァ!!」
沖田 総介:「てめぇ・・・。ただで済むと思うなよ・・・。」
マニラ=レイモンド:「あァ? まだちっちゃい若造が、この私に本気で言ってんのかよそれ。はッ!! 笑わせる脚本だぜェ?」
優しい笑顔でヴァリエに伝える。
沖田 総介:「ヴァリエ。少し目を閉じてろ。ちょーっと刺激が強いかもしれないからな!」
ヴァリエ:「ぅっ、ぐぁ……」
言われた通りにヴァリエは眼を瞑る。
総介はマニラに向かって剣を振り下ろした。
しかし沖田の剣は、マニラの右手を捉えずに、何もない地面を叩いた。
しかし、動かないマニラに向かって剣を振り下ろしたのに、なぜ……。
マニラは腕は塞がっているが、足は塞がっていなかった。総介が剣を振り下ろすその時、足で総介のバランスを崩させ、剣をあらぬ方向へと導いたのだ。

マニラ=レイモンド:「おいおイ、頼むぜェ若造。私に面倒かけさせんなって、言ってんだろォオオ?!?!」

そして、バランスの取れなくなった総介のえりを右手で掴む。
マニラ=レイモンド:「ヴァリエを助けにきたんだろうが、残念だったなァ。お前ら諸共、ここでお葬式をあげてやんよォ!! よかったじゃねェかよ、火はもうついてる。火葬の準備をせずに済むぜェ?」
マニラ=レイモンド:「ああ安心しろよォ。遺骨は私が大事に拾ってやるからなァ!!」

 ミリィ:(このコンロの火を止めるには水がないと・・・。水道管を探そう!!)
ミリィはガスの爆発を防ぐため、キッチンまで燃え移ろうとしている火を止めようと水道管を探すことに決めた。ここらは外を出ても川はないし、水もない。水道から出る水は、燃え移る火を消すには時間がかかって、総介を危険な目に合わせる可能性がある。
一番てっとり早いのは、水道管を破壊して水を溢れさせることだ。それしか方法はない。
ミリィはまず手始めに、蛇口にある水道を撃ってみた。そこからは確かに水は吹き出したが、それだけじゃ足りない。火を消すには大量に吹き出す水が必要だ。
そこで、配水管を探すためにミリィは乱射した。
すると、大量に放った何発かの弾丸が、見事に配水管を探し出してくれた。それも、何箇所も穴をあけたおかげで、予想以上の水が溢れ出した。
壁や床から勢いよく吹き出した水は、あまりにも勢いが余りすぎて、見た目の割には案外脆い家を揺らした。

ミリィ:(・・・水が出てきた!総介、頑張って。)


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